
フットサルでのドリブル、スピードが同じになっていませんか?
フットサルでもサッカーでも同じですが、ドリブルのスピードをコントロールすることで
一つレベルがアップします。うまい人ほど、遅いドリブルと早いドリブルのスピードの差が非常に大きいです。
よく「緩急をつけたドリブル」といったりしますが、これは遅いドリブルと早いドリブルをうまく使い分けたドリブルのことです。
ゆっくり解説していきます。
まずはボール無しで考えてみよう
この記事を読んで理解してもらいやすいように、まずはボールのことは置いといて、説明しようと思います。
ゆっくりジョギングする
ジョギングしたことが無い人はいないと思います。写真のように、ゆっくりただただジョギングする場面を想像してください。
ダッシュで走る!
これはもう、小学生の時にやった徒競走、50m走、100m走のときのように、自分が出来る最高スピードのダッシュです。
最近ダッシュしてますか?中々日常生活では、犬に追いかけられる、警察に追いかけられる以外はダッシュをする場面って無いと思います。
ですのでみんな忘れがちだったり、しないでなんとかしようとするんですが、このダッシュ。フットサルではやはり使ったほうがいいです。殺人鬼に追われるくらいダッシュしてみてください!上手くなりたいのであれば笑

ひぃぃぃぃぃぃぃーー!!!!!!!
緩急をつけてジョギング
これは是非自主トレの際に実践して欲しいんですが、最初はジョギングをします。
そして2分に一回、手を叩いて、5秒本気でダッシュしてください。そしたらまた2分ジョギングに戻してください。
そのあともう一度手を叩いて、5秒本気でダッシュ。これを何回か、体力の調整をしつつやってみてください。
ポイントは「ゆっくり」ジョギングをしていたところから、 「本気の」ダッシュを「5秒だけ」やることです。
たった5秒でいいので、人生で最高の本気のダッシュをしてください。これがゆっくりとしたダッシュだと、あまり意味がありません。
サッカーとフットサル、ドリブルだけじゃなくて全てにおいて、ためになることですので是非やってみてください。
こんどはボールを使ってドリブルしてみよう
ゆっくりドリブルをする
ジョギングよりもさらに遅いくらいの速度でドリブルをします。この時、なるべくたくさんボールタッチをしてドリブルをしてください。
この画像でいうと13回くらいタッチしてますね。
たくさんボールタッチをする理由は、いつどこから敵が来ても、敵がいない方向に方向転換したり、ボールを取られない場所に移動したりするためです。
ダッシュのドリブルをする
この画像でいうと2回くらいしかタッチしていません。
なるべくダッシュに近い速度でドリブルをします。早いドリブルをするコツは、前方にパスをだして、それを追いかけるためにダッシュ。追いついたらさらに前方にパスをだして、また追いかける。これを繰り返すようなイメージでドリブルをすると、自然とボールタッチが少なく、ダッシュに近い速度でのドリブルが可能になります。自分の本気ダッシュに近いなと自分で感じるくらい、たくさんやってみてください。
緩急をつけてドリブル
最初はゆっくりの速度で、ボールタッチを多めにドリブルしてください。そのあと、自分のタイミングでダッシュのドリブルに移行します。
そしてまたゆっくりに戻してください。これをまずは直線上でやって練習するといいです。
なれてきたら直線ではなく、いろいろな方向でやってみるといいです。
緩急をつけたドリブルのやり方まとめ
・遅いドリブルはボールタッチ多めでゆっくりすすむ
・早いドリブルはボールタッチ少なめで本気ダッシュ
これを理解して、遅いドリブルの中に、急に早いドリブルを織り交ぜればOKです。
これをするとどうなるのか、
遅いドリブルを繰り返ししていると相手は

こいつドリブル遅いな ついてくの余裕だわ
と油断が生まれます。
そこで急に早いドリブルをします。


えっ あっ かわされた!
とギャップが生まれますので相手を出し抜くことができます。
リズムで考えるとより具体的になります。
1、2、3 の3の時にダッシュすれば、1、2のリズムと極端に変わるので相手が「あっ!!」となります。
ただ敵DFもある程度レベルが高くなってくれば、急に早いドリブルをしてもついてくることも多々ありますので、
そこはあわてず、遅いドリブルと早いドリブルのタイミングを伺って一瞬敵がはなれたスキをみつけてパスや、
シュート、またはドリブルをしてみてください。
ちなみに単純にこれだけでは「抜くこと」はできないので、敵の足の届く範囲にダッシュしてはいけません。
あくまで敵を動かす、かわす為と思ってポイントで使ってみるといいと思います。
ちょっと中級者向けの記事ですが関連記事として置いときます!
フットサルのドリブルで抜くコツは、抜きにいかないことにあった!